2015年12月27日
格安simって??その1
格安simとは
最近よく聞く格安sim。
気になっている方も多いのではないでしょうか?
携帯電話を使うには
simカード
というのが必要です。

携帯電話会社から貸与されるカードで、これに電話番号等の情報が書き込まれています。
ですので、このカードを交換するだけで、
機種変更がすぐに行えるようになっています。
ところが、現在の日本では
simロック
という仕組みが組み込まれており、ドコモの携帯はdocomoのsimカードしか受けつけないようになっています。
simカードの規格は世界で共通になっているので、海外のsimも日本製のスマホにささる事は刺さるのですが、
このsimロックという仕組みによって海外では日本のスマホが使えないようになっているわけです。
simフリーってよく聞くけど?
これまた最近、、よく聞くようになった
simフリースマホというのがあります。
このsimフリースマホというのは、先のsimロックを解除して、どこの会社のsimでも使えるという状態にしたスマホの事です。
ちなみに海外では基本的にsimフリーとなっています。
じゅくちょうはこのsimフリー端末を1台持ってまして、上の写真の台湾のasus社のzenfone2という機種です。
日本のスマホの約3分の1くらいの価格で手に入れる事ができます。性能的にも全然問題ありません。むしろ性能的に上なんじゃないの?という所さえあります。
このASUSというメーカーは日本では聞きなれないかもしれませんが、世界的に言えば日本の東芝や日立といったメーカーよりもPCに関しては有名なメーカーでして、様々なPCにASUSのパーツが組み込まれています。そのASUSが作るスマホなので、ぽっと出の格安スマホメーカーが作るスマホよりも信頼性はバツグンです。
simフリースマホの問題点
海外でも使えて、安くて高機能でいい所ばかりのような気がしますが、やはり問題点があります。
1.ケータイ補償がない。
日本のメーカーのスマホは各携帯会社で「スマホの保険」のような制度があります。月々数百円払う事により、落下で画面が割れた時でも数千円で治せる、というあの制度です。この保険を使わないと修理に数万円かかる事がザラなので、入ってる人も多いんじゃないですかね?
2.docomo.ne.jpやezweb.ne.jpのような携帯のメールアドレスが使えなくなる。
スマホでインターネットを使うためには、ドコモではSPモードといったパソコンで言うプロバイダの契約が必要になるのですが、これが使えなくなります。
抜け道もある事にはありますが、設定がちょっとメンドクサイので気軽に、というわけにはいきません。
3.おサイフケータイがない。
おサイフケータイというスマホでタッチするだけで使えるいろいろなサービス(iDやWAON)がありますが、これが使えなくなります。
4.ワンセグが見れない。
日本の独自規格であるワンセグ等の視聴ができなくなります。
と、
海外製のsimフリースマホは安いですけど、日本で今まで使ってた機能が使えなくなるので、そういった面を利用している方にはお勧めできません。
まだまだ書きたい事がありますけど、長くなったので一旦切りますね。
つづく
