2015年02月05日
高校入試選抜について

この時期になると内申点の付け方、特定の部活は有利か?生徒会やってたら有利か?
等、高校受験にかんする話が飛び交いますが、
実際の所、高校入試の9割方は、県教育委員会のHPからダウンロードできるこの書類に書いてあります。
まぁ、一番グレー部分は
22ページにある、
3選抜方法→(1)のイ
「合否の判定にあたっては、学力の判定の結果、適性検査の結果、調査書の学習の記録以外の記載事項及び面接の結果を総合的に考慮し」
の
「調査書の学習の記録以外の記載事項及び面接の結果を総合的に考慮」
の部分ですね。
数字にできない部分なので非常にグレーです。
こういう所が「特定の部活をする者に有利」とか「地元有利」と言われる所以なのでしょう。
できればこういうグレーな部分は、
義務教育ではない教育なので、国公立大学入試のように無くしてもらいたいものです。
ま、しかしながら制度である以上、逆らう訳にはいきません。
要は、そういうグレーな部分でやられないための点数を出せばいいわけです。
どうしても志望校に届かない事もあるでしょう。
そういう場合は、私は、志望校を変える事を勧めます。
中学生の精神力では、なかなか「落ちる」という事を認められません。
たとえ志望校を下げたとしても、そこまでやってきた努力と言うのは、その子の力となっています。
下げた、という事実は、新たな学校での活力となると思います。
よく見る問題が「親のプライド」といった部分です。
下げるのが恥ずかしい、とか、人に言ってしまった、とか。
が、当の子供にとっては、そんな事は関係ありません。
学校の先生や塾の先生に下げた方がいいと言われた場合は、正直、本当に危ない証拠です。
志願変更は印象が良くない、とか聞きますが、そんな事はありません。まぁ、ぶっちゃけ先生がメンドクサイだけでしょうね・・・。
そもそも志願変更するくらいですから、先ほどの点数的には、相当の余裕があります。総合的に判断されても負ける要素はありません。
変更も勇気です。変えた志望校でトップを目指す。それも十分に価値ある選択です。
その辺までよく考えて志願するようにしましょう。
